こんにちは!
LikeMe横浜大倉山スペースです。
今回は、相談支援事業所の「大倉山相談室」理事 兼 相談支援専門員の右田伊久江さんにお話を伺いました。
こちらの記事は、放課後等デイサービス・児童発達支援事業所LikeMe横浜大倉山スペースがお届けする「大倉山の社会資源を紹介!」です。大倉山で生活をしている保護者や子どもたちが、より充実した生活を送れるようにと、様々な事業所や場所、サービスなどをご紹介します。
相談支援事業所ってどんな人が利用できる?
相談支援事業所は、障がいや難病などをお持ちのご本人やご家族の方が相談先として利用できるところです。
相談をするためには、下記の2つの条件が必要です。
- 障害福祉サービスの利用を検討されていること
障がいを持っている疑いがあり医師が必要と認めれ利用できる場合もあります
※介護保険利用者は対象外 - 障害福祉サービス受給者証を持っていてサービスを利用中であること
※相談に関する費用については、自己負担も含めて一切無料で利用ができます
国や横浜市等から全額補助となるため
相談支援事業所では、何ができる?
実際に、相談支援事業所「大倉山相談室」を利用すると、どのような相談支援を受けられるのか順を追って説明します。大倉山相談室では成人も利用可能ですが今回は児童を例に解説します。
初回相談の実施・契約書の取り交わし
初回相談を行います。相談は、相談支援専門員の資格をもつ職員が担当します。
サービス等利用計画の作成
対応した相談支援専門員が、その児童におけるサービス等利用計画を作成します。
サービス等利用計画では「家庭・施設・学校等」それぞれでの状況を踏まえます。児童の1年後の目指す姿に対して、どのように1年間を過ごしていくのか計画化します。
モニタリング
サービス等利用計画を初めて作成した場合は、作成後3ヶ月間の間、相談対応や利用施設への実地視察を行います。
その後、6ヶ月に1回のペースで、保護者面談や利用施設にてモニタリングを行い、サービス等利用計画の進捗を確認していきます。
(居宅等他のサービス利用の場合は頻度が上がる場合があります)
サービス等利用計画の更新
サービス等利用計画は1年ごとに更新を行います。更新後は、上記同様のペースでモニタリングを行います。
大倉山相談室が大事にしていること
大倉山相談室では、地域に密着して、相談対応することを大事にしています。例えば、新たな困り事やニーズがある場合には、地域のインフォーマルなサービスや事業所を紹介することもあるそうです。ソーシャルワークを進めていきます。
また、地域の居場所づくりにも力を入れており、事業所内で、勉強会を開いたり、夏はかき氷を提供するなど、身近な存在になることを目指しているそうです。
「誰もがやってみたい事にチャレンジする!」事も目指しているため音楽会や星空を見上げることが困難な方にプラネタリウム、安心した居場所となるための勉強会も行います。
最近では「中高生の性」をテーマに、専門家の先生をお呼びして、保護者の方々を交えて、勉強会を開いたそうです。
相談するにはどうしたらいい?
大倉山相談室(045-298-7738)に直接お電話をして、計画相談を利用したい旨をお伝え下さい。導入時期を相談させていただきます。
まずは電話で予約をお願いします。