Like Meでは、子どもたちがいろいろな体験を通じて、
「I Like Me(私は、私が好き)」という大切な気持ちを育くむ場所です。
Like Meの3つのテーマ
日々の活動は、放課後等デイサービス・児童発達支援事業所サービスガイドラインをベースに、大きく3つのテーマに沿って進めていきます。それぞれの子どもの発達の特徴にあわせつつも、障がいの有無に関わらず、大事な体験をできるようにしていきます。

自分を知る機会づくり
自分の気持ちや考えを、まずは自分自身で観察することや、気づくことを促していきます。
「今日の私はワクワクした気持ち」「身体が少し重たい感じ」など、気持ちや状態に良し悪しをつけずに、子どもたちに”今日はどんな気分?”という問いかけをしていきます。
その日の始まりと終わりに、気持ちを確認する時間を設けて、自分自身を知ることを習慣づけられるように促します。
没頭し楽しめる活動さがし
子どもが、自然と物事に没頭しているときは、脳や心身の活動がいつも以上に発揮されます。ただし、大人が無理やり集中させても、没頭状態をつくることはできません。
その子が自然と興味を持つことや、楽しみや喜びを感じる活動を発見していけるような環境設定・活動をしていきます。
子どもたちが自由に没頭できる時間を保証するために、明確なタイムスケジュールは定めずに活動を進めていきます。加えて、子どもたちをじっくり観察できるように、スタッフ1人あたり、1-2人の子どもになるような人員配置をしています。
安心して自分を表現するところ
子どもたちは年齢を重ねるごとに、様々な形で自分を表現していくことが必要になります。
自分を表現するためには「私は、周囲の人に認められている」「そのままの自分を、周りの人は受け止めてくれる」という体験を、幼少期から積み重ねていくことが大切だと考えています。
表現とは、なにか制作物をつくるだけではなく、日々の言葉や、ささいな振舞いなど、子どもたちのあらゆることが表現活動です。スタッフ側は、子どもたちの言動行動を評価することなく「なぜ、そのようなことをしているのか?」という視点を持ち、その子への理解を深め、関わっていきます。
子どもたちへの関わり方・やらないこと
Like Meでは、子どもたちの健やかな育ちを一番に考えて、次のような関わり方、またやらないことを定めています。これらの考え方を職員間でこまめに認識あわせを行い、Like Me全体でひとり一人に関わっていけるようにしていきます。
関わり方
- 一人ひとりの子どもをよく観察すること
- 子どもの”できること” “できたこと”に注目すること
- 子どもの興味や関心を探り続けること
- 子どもの自己選択を促すこと
やらないこと
- いきなり、大人が強く主導して活動を進めること
- 子どもの”できないこと”ばかりを見つけること
- 唯一の正解を示して、真似させ評価すること
- 子どもの言動や行動を評価すること
その子らしく育っていけるためのサポート
Like Meでは、一人ひとりのお子さまの発達の特性に合わせて、適切な専門的サポートを行っていきます。どのようなサポートを行うかは、保護者様・お子さま・Like Meスタッフにて話し合いの上、その子が楽しみながら取り組める活動設定に努めてまいります。
主なサポート内容
- ソーシャルスキルトレーニング
- 感覚統合
- 学習支援(※小学校低〜中学年程度の学習サポート)
- 臨床心理士による定期訪問
etc,,,