Like Meでは、子どもたちがいろいろな体験を通じて、
「I Like Me(私は、私が好き)」という大切な気持ちを育くむ居場所です。
自分が好きである・大事な存在であるという自己尊重感は、大人になったときにもきっと「無理せず、自分らしく生きていこう」という気持ちに繋がります。
Like Meの活動内容
LikeMeには4つの活動方針があります。利用している子どもたちに向けて3つの方針、保護者に対して1つの方針があります。
子どもたち向け
★まなぶ(学ぶ)
より充実した生活のために大事なことを学ぶ機会をつくる
身辺自立の支援やSST(ソーシャルスキルトレーニング)、学習支援などを行います。無理なくできることが増えるように”楽しみながら参加できる活動”を積極的に取り入れていきます。
★かかわる(関わる)
子どもたち同士が関わり合う時間や機会をつくる
他者との関わりは、豊かな生活のためにとても大切な要素だと考えています。「子どもは、子どもの社会の中で育つ」とよく言われるように、子ども同士の関わりを大切にしていきます。もちろん、子どもたち”だけ”にするのではなく、適度にスタッフが介在してます。
★ひろげる(広げる)
まなぶ・かかわるを通じて、人間関係や興味関心を広げていく
その子それぞれのペースで、学び・関わりをしていくことで、自信が積み重なっていきます。それによって、また新しいことに対して少し挑戦してみようという原動力になると考えています。LikeMeスタッフとしては「〇〇さんは、〇〇が苦手だから」と、苦手を排除するのではなく、自信の積み重ねの様子をみながら挑戦を促すことを大事にしていきたいです。
保護者・関係機関向け
★つなげる(繋げる)
保護者・関係機関・LikeMeの三つ巴の密な関係づくりをしていく
子どもたちの育ちを支えるためには、LikeMeの支援だけでは決して足りません。保護者や学校・保育園等との連携を行うことが、とても重要だと考えています。そのために、関係機関に対して情報交換を図ったり、保護者様と日常的にコミュニケーションを取ることを大事にしていきます。
子どもたちへの関わり方・やらないこと
Like Meでは、子どもたちの健やかな育ちを一番に考えて、次のような関わり方、またやらないことを定めています。これらの考え方を職員間でこまめに認識あわせを行い、Like Me全体でひとり一人に関わっていけるようにしていきます。
関わり方
- 一人ひとりの子どもをよく観察すること
- 子どもの”できること” “できたこと”に注目すること
- 子どもの興味や関心を探り続けること
- 子どもの自己選択を促すこと
やらないこと
- いきなり、大人が強く主導して活動を進めること
- 子どもの”できないこと”ばかりを見つけること
- 唯一の正解を示して、真似させ評価すること
- 子どもの言動や行動を評価すること
スタッフ一覧
LikeMeでは、児童の発達段階を理解した上で支援することを大事にしています。そのため、児童の発達について知識や経験がある保育士や幼稚園教諭、臨床発達心理士が在籍しています。スタッフは1日6名〜8名(※補助やドライバー含む)が勤務しており、一般的な施設よりも手厚い人員配置を実現しています。
現在の利用児童の傾向
※準備中※
他の放課後等デイ・児童発達支援との違い
放課後等デイサービス
LikeMeの放課後等デイサービスは「子どもたちが、安心して過ごせる居場所」「その子に必要な支援を、できる限りの範囲で総合的に行う」というコンセプトで運営しています。近年の放課後等デイサービスでは、個別支援型や、特定の専門プログラムのみを実施するところが増えていますが、LikeMeはいわゆる総合支援型の放課後等デイサービスとして、子どもたちの生活や成長を総合的に支えることを大事にしています。
児童発達支援事業所
LikeMeの児童発達支援は「小集団で、それぞれの活動を行う」ことを大切にしています。多くの児童発達支援施設が、個室にスタッフと1:1で行いますが、LikeMeでは2-3名の小集団制を取り入れています。小集団で活動を行うことで、他の子の活動を見て学んだり、孤立感を感じることなく活動ができます。