こんにちは😌
放課後等デイサービスLikeMe横浜大倉山スペースです。
放課後等デイサービスのご利用家庭から「どのようなタイミングで、放デイを卒業するものなのでしょうか?」とご質問を頂くことが増えてきました。
放デイの卒業タイミングについて、国や自治体からガイドライン等はなく、各ご家庭で決める形となっています。
あくまでLikeMeとしての考えの1つになりますが、ご家庭で「そろそろ卒業かな?」と思われた際にご参考になれば幸いです。
(前提)法律で定められた放デイの利用ルール
放課後等デイサービスは、児童福祉法のもとで運営されている福祉サービスの1つです。そのため利用年齢等は、法律で以下の通りに定められています。LikeMeもこの法律に完全準拠しています。
- 6-18歳の児童であること
- 小学校・中学校・高等学校に通っていること
- 受給者証が発行されていること
高等学校に通っていない場合は、放課後等デイサービスは利用できませんが、児童発達支援事業所を利用することができます。
そろそろ卒業かなと考える目安(LikeMeの見解)
以下は、これまでLikeMeを卒業もしくは、利用日数を減らしたご家庭の状況や、LikeMeスタッフの支援経験を元にまとめています。あくまでご参考程度にご覧ください。
お子さまの行動や言動の変化
お子さまが、自立的にコミュニケーションを取れるようになったり、放デイ以外の居場所を見つけるなどの変化が見られるときです。具体的には以下のようなことがあります。
- お子さま自身で、友達と遊ぶ約束をして、放課後を過ごすようになってきた。
- お子さまから「放デイに行くより、近所の友達と遊びたい。」など言うようになってきた。
- 自分一人で公共交通機関に乗れるようになり、行動範囲が広がってきた。
生活環境の変化
お子さまが高学年になるにつれて忙しくなり、放デイで過ごすことが物理的に難しくなってくるケースが多いです。
- 習いごとや、クラブ、受験勉強などが始まり、忙しくなってきた。
- 高学年になるにつれて下校時刻が遅くなり、放デイで過ごす時間が短くなってきた。
ご家庭の方針
お子さまが成長していくにつれて、保護者様として「より自立して、いろいろな環境で過ごしてほしい」という考えが強まってきて、ご卒業を考えることが多いようです。
- 進学(中学校や高校など)に向けて、自立的に放課後を過ごせるようになってほしい。
- 放デイ以外で、本人が安心できる居場所を見つけていってほしい。
- 自立的して生活する力が身に着いたので、専門特化型の支援が受けられる場所に通うことにした。
(例:通信制学校や、他福祉サービスなど)
卒業かなと思われたら、ご相談ください!!
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
卒業の目安については、あくまで目安です。「目安に当てはまるから、卒業すべき」というものではありません。
LikeMeとしては、お子さまそれぞれの形での自立ができて、LikeMe卒業後も、より充実した生活が送れることを目標に様々な関わりを行っています。
「そろそろ卒業かな?」と思われたら、LINEや面談等で、いつでもご相談頂けますと幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。